離婚診断チェックで深層心理解明
自分たちは離婚したほうがいい夫婦? 自分の本当の気持ちをチェック
自分達は離婚した方がいい夫婦?
まずは、次の質問項目にあてはまるものを素直な気持ちでチェックしてみてください。その際、チェックした数は気にしないこと。
■「環境」に関するチェックポイント
・親身になって相談にのってくれる友人や知人がいる
・頼りになる離婚経験者がいる
・両親や兄弟姉妹は離婚に賛成している
・子どもが味方になってくれる
■「お金」に関するチェックポイント
・現在、生活費を稼ぐだけの仕事に就いている
・今は仕事に就いていないが、資産と預金がしっかりある
・今は仕事に就いていないが、離婚後の就職先は確定している
・慰謝料と財産分与があり、当座の生活費は確保した
・夫から離婚後も定期的な生活費をもらえる保証がある
・離婚後に住む場所がある
■「メンタル面」に関するチェックポイント
・健康に自信がある
・離婚後、ひとりになっても精神的に自信がある
・離婚を隠さず、周りからの中傷にもめげない覚悟ができている
・離婚後も子どもといい関係を続ける自信がある
・将来、どんな暮らしをしたいのか明確なビジョンがある
・幸せな再婚をしたいと願う気持ちがある
・絶対に離婚を後悔しないという強い意志がある
チェックしてみましたか? それでは次に「環境」「お金」「メンタル面」の3項目について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
離婚するべきかを考える「環境」は整っている?
・親身になって相談にのってくれる友人や知人がいる
・頼りになる離婚経験者がいる
・両親や兄弟姉妹は離婚に賛成している
・子どもが味方になってくれる
こちらの項目にチェックをつけた場合、問題になるのは今の環境です。離婚を考えるにあたって、「相談できる相手がいること」はとても重要だからです。できれば第三者に相談するのが理想的。感情的にならず、今のあなたの気持ちや状況を冷静に判断してくれる人たちの意見を聞いてみましょう。
旦那と離婚後の「お金」の心配は大丈夫?
・現在、生活費を稼ぐだけの仕事に就いている
・今は仕事に就いていないが、資産と預金がしっかりある
・今は仕事に就いていないが、離婚後の就職先は確定している
・慰謝料と財産分与があり、当座の生活費は確保した
・夫から離婚後も定期的な生活費をもらえる保証がある
・離婚後に住む場所がある
離婚をしたら、その日から自分の生活を自分で支えていかなればなりません。まずは、今自分が持っている預貯金や稼げる金額、公的な支援などを綿密に計算する必要があります。そのうえで、パートナーからもらえる養育費や慰謝料について考えるようにしましょう。
最初から養育費や慰謝料を期待していると、もらえると思っていたものがもらえないという思わぬ落とし穴にはまってしまったときに困るのは自分です。相手次第で変わるものはあてにせず、自分を中心に確実な部分で経済面についてしっかりと検討しておきましょう。
離婚後の「メンタル面」に自信はある?
・健康に自信がある
・離婚後、ひとりになっても精神的に自信がある
・離婚を隠さず、周りからの中傷にもめげない覚悟ができている
・離婚後も子どもといい関係を続ける自信がある
「今の状況がイヤだから離婚をして生活を変えたい」そんなふうに、現実のすり替えや逃避の手段として離婚を考える人は案外多いものです。ところが思い込みだけで離婚を決意してしまうのはとても危険なこと。実際に周りの人に迷惑をかけたり、自責の念や罪悪感もあったりして、メンタル面にダメージを受けることも少なくありません。
メンタル面でのダメージを少なくするためにも、「なぜ、離婚を決意したのか?」「幸せになるためには、どうすればいいのか?」をあらかじめしっかりと考えることは大切です。自分の気持ちを決めて、納得しておくことが、メンタル面を含む離婚後に起こる多くの問題を乗り越えていく大きなポイントになるからです。
離婚すべきか否か……その離婚で本当に自分が幸せになれる?
・将来、どんな暮らしをしたいのか明確なビジョンがある
・幸せな再婚をしたいと願う気持ちがある
・絶対に離婚を後悔しないという強い意志がある
離婚を考えるときに重要なのは、「離婚をするか、しないか」という離婚そのものを目的にしないということです。それよりも「自分にとっての幸せは何か?」を考えるほうが大切。
それには、離婚という結論にたどり着く前に、しっかりと時間をかけて将来について悩むことが必要になります。「将来、こうなりたいから」と考えて悩む時間やその深さが、離婚後に自分を支える原動力になるからです。
この診断表には離婚後に問題になってくる事柄もたくさん含まれています。なので、もしもチェックした項目の数が少ないようであれば、離婚した後の生活で厳しい状況になる可能性もあるといえます。
後悔しないためにも、離婚を決める前には必ず、離婚後の生活設計をしっかりと考えておく必要があるでしょう。