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離婚を考えた時に必要な事

「離婚する夫婦」の前兆 (前半)

離婚する夫婦には前兆・予兆がある!?

「離婚をする前には、予兆があるのか?」そういう質問を受けることがありますが、実際に離婚をした人に聞くと、やはり予兆はあると言います。

逆に、夫婦仲はまったく問題なくて、うまくいっていたと思っていたのに……という人もけっこういます。
相手から離婚を切り出され、青天の霹靂という人でも、後になって冷静に考えてみると
「ああ、あれがそうだったのか」「確かに、これが予兆だな」と思い当たることが出てくるようです。

そこで、離婚を事前に防ぐべく離婚の予兆について8つの項目を挙げてみようと思います。

1. 性格の不一致

恋は盲目というように、恋愛時代は性格がちょっと合わなくても、そこが魅力と思ってしまうことがあります。
でも、それは大きな勘違いで、いざ結婚をしたら我慢ならないとなってしまうことが多いのです。
結婚という現実に直面したとき、相手の魅力だと思っていたことも急に色あせてしまうというわけです。

たとえば、考え方の違いです。物事に対して自分はポジティブに考えていても相手がネガティブだと、気持ちが暗くなってしまいます。行動派と慎重派などもそうですが、極端に考え方のタイプが違うと、お互い気も遣うし、疲れる毎日になってしまうのです。

「自分の趣味を気に入らないと言った」、「そんな洋服は好きじゃないから着るな」、「やたらキレイ好きで家の中の汚れをチェックされた」など細かいことを挙げればたくさんあり、他人から見れば細かいことでも本人にとっては大問題ということもあります。

とはいえ、離婚を切り出す前に、何度も踏みとどまっているものです。理由は性格であって、相手に悪気はないとわかっているからです。自分が我慢をすればいいと思い詰めてしまう傾向がありますが、最終的には我慢の限界がきて離婚に至ります。

こういった性格の不一致による離婚を防ぐには、相手のいいところを見てあげることが大切です。
その上で、すべてを受け止めたり、すべてを我慢するのではなくて、時にはスルーをしてみるのも手かもしれません。

2. 浮気

はり離婚の原因となるのは浮気です。相手が浮気をしていると思ったら、いきなり問いつめるのではなくて、ちょっと泳がせてみましょう。

売り言葉に買い言葉で問い詰めてしまっては、取り返しのつかないことになりかねないので、落ち着いて何も知らない顔をして、いつも通り優しく接するのです。

浮気相手を秘密裏に突き止めて証拠をつかむことも大切です。お金はかかりますが、興信所や探偵に依頼すればすぐわかるので、動かぬ証拠を集めて、相手の方を別れさせましょう。

どうしても別れないのであれば、離婚ということになりますが、慰謝料などはしっかりもらうように根回ししてから動きましょう。

男性の浮気に関しては、すぐに気づく女性が多いでしょう。ほとんどの方は挙動不振になり、悪いなという気持ちが働いて、今までにないプレゼントをくれたり、妙に優しくなるのです。

また、服装に気をつけてお洒落になったり、携帯をお風呂まで持って行ったり、ロックをかけたりもします。休みの日が急に仕事になったり、見たことのないものが増えることも多々あります。こういったことは、日常的に相手を見ているからこそ気づくもの。女性のカンはけっこう当たるのです。

浮気がバレたり、責められなかったとしても、勘づかれて証拠をつかまれ、すでに離婚の準備を進められている可能性があることを心にとめておきましょう。

3. DV

相手から一度でもDVがあったら離婚を考える人は少なくありません。暴力をふるった方は「ちょっとした行き違い」「夫婦喧嘩」と思っているから、急に離婚を突き付けられたと思うかもしれません。

あなたが被害者である場合、一度DV被害に遭ったらまずは逃げることが大切です。ずっと耐えていては、命にかかわります。DVはストレスが原因になることも多く、どんどんエスカレートしていきます。

一刻も早く実家に帰るなり、専門機関に相談をしましょう。夫婦で相談したほうがいいこともありますが、正直、相手の説得には時間がかかります。そうしている内にDVを受けないとも限らないので、とにかく逃げることを最優先に考えるのです。

アメリカでは国が取り組むDVの更生プログラムがありますが、日本ではまだ公的な加害者プログラムの開発は進んでおらず、NPO法人や専門家に相談することになります。いまだ行政や警察に行っても、夫婦喧嘩の延長線上として片づけられてしまうこともあります。

どんな場合でも「相手も苦しんでいる」と同情しないことが大切です。DVはそう簡単には治りません。自分が危険にさらされていると思って、早めに別居なり離婚といった結論を出すことも大切です。

4. 浪費がとまらない

先ほどのDVと同じように、浪費も癖です。
使わないように我慢させていると、逆にとんでもなく大金を使ってしまうのが浪費家です。

無理に抑えるのではなくて、きちんとお金の管理をして、使える額を話し合いましょう。
たとえば、年に1回、パッと使える日を設けて相手に納得させるのもいいと思います。

もともと、浪費癖の背景にはストレスがあるといわれています。
お金を使うことでストレスを発散させているので、その原因を探って解決することが大切なのです。素人では難しい点も多く、専門家に相談するのも有効だと思います。

 

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