今日は花粉がかなり飛んでいるようでしたが
所沢の皆様は平気だったでしょうか?
好感度が高い人は自然とやってる! 相手を気遣う「ほんのひと言」4パターン
相手を気遣う言葉4選…気遣い上手は自然と使いこなしてる!?
人と話をしたりメールなどのやり取りをしていると、「あの人と話すといつも和やかな気持ちになる」「なぜか温かな良い感じが残る」ということがあります。
温かさを感じる言葉というのは、特にかしこまっていなくても、適度な礼儀や相手への気遣い、優しさが込められているからでしょう。
気遣いや心配りはビジネスならば一層重要ですが、日常生活でもお世話になった人にお礼を言ったり、何かをお願いしたりするときに、ほんの少しの“言い回しの違い”で受ける印象が変わってくることが案外多いものです。些細なことのようであっても忘れたくない、相手を気遣う“ほんのひと言”4パターンをご紹介します。
1. クッション言葉のひと言「よろしければ」「恐縮ですが」など
人に何かお願いごとなどの用件を切り出す場合、いきなり自分の都合ばかりというのはいいものではありませんね。相手が戸惑うだけでなく、身勝手さや不快な感じを受けることにもなりかねません。そんなときは「クッション言葉」とも呼ばれる“心くばりのひと言”を加えるだけで、言葉の響きはまったく違ってきます。
<例>
・急な話を述べるような場面で
「突然のお話で恐れ入りますが」「急にご無理を言いまして申し訳ございませんが」「差し迫ってのことでたいへん申し訳ございませんが」など
・相手の意向・都合を尋ねる場面で
「もし、よかったら/よろしければ」「ご都合がよろしければ」「お差し支えなければ」など
・自分の都合を言うような場面で
「自分勝手なお話で/こちらの都合ばかりで恐縮ですが」「勝手を言いまして/ご無理を言って申し訳ございませんが」など
・相手に面倒をかけてしまうような場面で
「ご面倒をおかけしますが」「お手数をおかけしますが」「お忙しいところたいへん申し訳ございませんが」など
友人、知人など親しい人が相手であっても、ただ自分の好みや意見、都合を押し付けるのでなく、クッション言葉を添えることで、柔らかさが加わるものでしょう。
2. 相手のお蔭でというひと言「お蔭様で」「ひとえに」など
「先日はありがとうございました」というようなお礼の言葉に、相手がいてくれたことで助かった、ただひたすら相手のお蔭という旨を表す言葉を添えてみましょう。
<例>
「上手くいったのも○○さんにサポートして頂いたからです。お陰様で本当に助かりました」
「ひとえに○○さんにアドバイスいただいたお蔭です。ありがとうございます」
より相手への感謝の気持ちが込められ、受ける印象も案外大きく変わってくるものです。
3. 感謝やお詫びの気持ちを強める「心より」「切に」など
感謝の言葉に「心より」「ただただ」というようなひと言が加わることで、心の底からという思いをより強める効果があります。
<例>
「○○の件では、ご配慮いただきまして心より御礼申し上げます」
「○○さんがいてくださらなかったら今頃まだ完成することはできませんでした。ただただ感謝の思いでいっぱいです」
少し改まった言葉では、「衷心(ちゅうしん)より」「切に」というような表現もあります。いずれも、心の底から、心からそのようにあってほしいと思う意味をもちます。
<例>
「お心遣いいただきまして、衷心より御礼申し上げます」
お願いやお詫びなどの場面で
「切にご自愛をお祈り申し上げます」「どうかお許しくださいますよう切にお願い申し上げます」など
4. 健康を気遣い再会を待つ「お身体大切に」「会えるのを楽しみに」
メールやSNSなどのやり取りを終える際は、再会を待つひと言や相手の健康を気遣う言葉を添えることで、受け取る側は温かい気持ちになるでしょう。
<例>
・親しい相手ならば
「安心して会えるのを今から楽しみにしています」「早く落ち着いて、安心してお会いできたらいいですね」など
・少し改まった表現なら
「早く安心した穏やかな日常に戻り、またお目にかかれますのを心待ちにしております」「次回お目にかかれるのを心待ちにしております」など
・「まだまだお寒い折、どうぞお大事になさってくださいね」「日中は暖かさを感じるようになってきましたが、まだお寒い折どうぞご自愛くださいませ」など
相手からのお礼の言葉を受け取ると、そうしてあげてよかったなとうれしい気持ちになったり、健康を気遣ってくれる優しさに温かい気持ちになったりと、心が安らぐことも多いものです。
コロナ禍でなかなか人と会うのがむずかしいときならば尚更ですね。今だからこそそんな気配りを一層大切に、温かな言葉で伝えたいですね。